HOME > 借金返済体験談 > 当時は大学生で、仕送りと日雇いのバイトを入れて生活していたのですが、当時乗っていたバイクで通学中に自

借金返済体験談

  • ★★★★★

    当時は大学生で、仕送りと日雇いのバイトを入れて生活していたのですが、当時乗っていたバイクで通学中に自損事故を起こしてしまいました。
    幸い自分に怪我はなく被害もバイクだけで済んだのですが、その修理費が10万を超えてしまって手持ちでは支払えず、大学の友人達に頭を下げて借金することになりました。

    • 投稿日付 : 2017.01.16
    • 投稿者 : YUGOさん(43歳男性自営業)

Q1. 借金をして良かったと思ったことを教えてください。

自分の気に入っていたバイクをきちんと修理出来たこと。
当時で既に古い型のバイクでしたが、子供の頃から憧れていて大学入学を機にやっと手に入れたものだったのでちゃんと修理出来て嬉しかったです。
自分にとってどうしても欲しいもの、やりたいことがあるのなら、借金するのもひとつの手段であるとその時実感しました。
また、きちんと返済計画を立ててそれにしたがって行動し、借金を返済することで友人達からは「あいつは借りたものはちゃんと返す奴だ」と思われ、借金する前よりも信用が増したように思います。

Q2. 借金をして後悔したことや、借金をしたことで失ったものを教えてください。

完全に自分の趣味嗜好を優先したことで、ある意味しなくてもいい苦労を背負い込んだこと。
当時の仕送りと月に十日ほどいっていた日雇いのバイトの範囲でも、学生ローンを組めば普通のバイクなら買うことが出来たのに何が何でも修理と頑張ったため、その年の夏期休暇は借金を返すためのアルバイトで潰れてしまいました。
足がないので夏休みの間ずっと続けられる住み込み系のアルバイトを探して入ったのですが、いままで日雇いで人間関係が煩わしくないバイトばかりしていたので、同僚と一緒に生活しながらの仕事はストレスが溜まることも多く、借金しなければこんな思いはしないで済んだのに……と何度も思いました。

Q4. 借金中の人やこれから借金を考えている人に一言お願いします。

人間なので生きている限り、予定外のお金が必要になることはどうしても起こります。
その際、お金を使わずに済む選択肢を摂ることが出来ればいいのですが、それが無理ならば借金という選択をすることになるでしょう。
もちろん借金などするよりはしない方がいいに決まっているのですが、お金を借りると言うことはその人がそれだけの金を貸せるだけの信用を得ていると言うことでもあります。
その人には金を貸すだけの価値がある、信用があるというのは、それはそれで得難い財産です。
なので、借金を必要以上に忌避したり恥じることはせず、どうしても必要だと判断したら躊躇わずに借金してしまいましょう。
とはいえ無計画に借金を繰り返すようなことは現に慎まなければいけません。
借金はあくまで返済出来ることが前提のものであり、破綻するような返済計画を立てるようではそれこそ社会的信用を失ってしまいます。
社会的な信用を失うと言うことは、社会的に死ぬと言うことと同義です。
お金を借りると言うことは、あくまで自分の信用によって他人様の財産を融通して貰っているだけのことなのですから、きちんと返済計画を立て、借金を返しきるまでは終わらないのです。
借金してそれを使っただけでなく、きちんと返しきるまでが借金であり、またそうやってちゃんと返済することで貸してくれた方の信頼に応え、さらには自身の信用も増すことになるのだと思います。

無料相談可能な事務所