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借金返済体験談

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    親の他界で事業継承し、発覚した会社の負債を返済するため

    • 投稿日付 : 2017.01.16
    • 投稿者 : ひろさん(46歳男性会社役員)

Q1. 借金をして良かったと思ったことを教えてください。

経営者としてやっていく上で、金融機関に対し、しっかりと意思表示をしサポートを受けれた事が一番良かった事です。金融機関は当初は私に対しては半信半疑な態度でしたが
折衝を重ねていくうちに、借金をする際のリスク回避策や返済にたいする裏付けなど、相手が心配する事項や要求にたいして誠実に対応してきた点が評価され、信用性、担保性もあったために借金できたのだと、今は考えるようになっています。最終的には人対人のやり取りの中で信用が大事という事に気づかされた事が良かった

Q2. 借金をして後悔したことや、借金をしたことで失ったものを教えてください。

今回の借金は性質上、事業資金メインの借入金ですから、周りからの信頼度は変わる事はありませんでした。相手も銀行、信用金庫でしたので皆さんが借りる事業性ローンと同じ
です。ただ一つ違うのは、資金ショート前提で弁護士に予め頼んだ関係上、公的機関や、既存取引先、以前よりの取引金融機関などは、あまり良い印象は持っていないのかもしれません。その影響か、再出発時には、以前の取引先、特に外注先が半減しました。これは仕事に支障が出る事で、銀行からも弁護士頼む必要があったのかいわれました。

Q3. 借金の失敗談を教えてください。

借金できて再出発の中、思うようにキャッシュフローが上がらない事があったために自己資金を投入してしまいました。
これは家族の余剰資金ですし、万が一の時の出費に備えた妻名義の預金でした。
こうゆう時は色々と重なるもので、自分が病気にかかり入院してしまい、その資金を結果親類に助けてもらうはめになったことが失敗といえば失敗になります。
2回目の相談はまずいと思いこみ銀行に何も言ってなかったので、逆に銀行に心配されてしまいました。

Q4. 借金中の人やこれから借金を考えている人に一言お願いします。

借金というものは、連帯保証人がいる場合には余程気を付けないと後々大変な結果を招くことになります。
ただお金がないから借金をするのではなく、万が一にも借りた場合の返済の原資はどうするのか、返済についても無理はないか、色々考え精査する事が良いと思います。
借りる為に嘘をつくことは一番やってはいけないです。
身の丈をしっかりと考え返し切る決心をまず持つことが大事です。
借金中の人は返しきれない場合はプライドを捨て相談し、昼夜働く覚悟も要るでしょう。
収入というのは、会社員であっても完全保証されたものでは無いために、実際には貯金が必要です。
借金を考えている人は、まず今の自分の現状を考えてみてください。
お金がないから借りるのだろうと思います。
しかし大げさに言うと、銀行でも消費者金融でも雨ふりには傘は出してくれません。
晴れた日にしか傘は出さないのです。
おかしな話かもしれませんが、調子の良い人にしかお金を貸さない傾向があるのです。
そう考えると苦しい人は親類、知人、友人など身近な人からお願いするのも一つの手だと思います。
とにかく安易に借りてしまわない事が一番大事です。
仮に1万、2万の話であれば別ですが、ある程度まとまったお金の場合は自己分析を徹底しましょう。

※ここからは専門家へ借金相談の経験がある方へお伺いします

Q5. 借金相談をした専門家を教えてください。

弁護士

Q6. 相談をした専門家からいただいたアドバイス内容について具体的に教えてください。

会社の事で相談したのですが、ショート寸前での事業継承だったので任意整理メインでの相談でした。
しかし新たな金融機関が名乗りをあげてくれたために、それは回避できました。

Q7. 相談料を支払った場合、総額いくらぐらいかかりましたか?

50万程

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