闇金とソフト闇金の違い

不景気による影響で昨今ではお金を借りる人が増えています。
金融業界で常に問題視されているのが闇金ですが、近頃では闇金にも種類が出てきてソフト闇金と呼ばれる存在があります。
それでは通常の闇金とソフト闇金ではどこが違うのでしょうか。

闇金が無くならない理由

まず注目したいのは、そもそも違法な行為である闇金がなぜ社会から消えないで存在し続けるのかという点です。

誰もが知っての通り法外な利息を請求してきて一生返済が終わらないように仕向けてくるのが闇金ですが、それを知りながら手を出すのは他の金融機関で借りることができなくなってしまったからです。

もしもお金を借りる理由が生活のためであれば、他に方法が思いつかなくて手を出してしまう可能性も十分にあります。

そうした社会の闇につけこんで今もどこかで獲物を待ち続けているのでしょう。
もしもお金が必要で金融機関を利用できない場合には、まずは県や市の生活福祉課等を訪ねてみると良いのではないでしょうか。

ソフト闇金とは何か

通常の闇金のイメージは多くの人が抱いているかと思います。
そしてそのイメージは大体は合っていますので生活が追い込まれている状態でもない限りは手は出さないでしょう。

しかし、ソフト闇金では少し事情が変わってきます。
まず、ソフトと名前が付いているように全体的に対応が柔らかくなっています。

例えば貸し付けの時も親身になって話を聞いてくれますし、返済についてもきちんと説明をしてくれるようです。
まるで通常の金融機関を利用しているような感覚さえ覚えてしまうのではないでしょうか。

注目の利息ですが、例えば10日で1割という所があります。
1万円借りると10日後には1000円の利息が付きます。
1ヶ月で考えると3000円です。

そう考えると中には低金利で使いやすいと感じる人もいるかもしれませんが、これが10万円の利用なら10日後には1万円の利息で、1ヶ月で考えると3万円の利息となります。

これでも低金利と言えるでしょうか。
金利が高めに設定してあるカードローンでさえここまでの利息はありません。

なぜソフト闇金を選ぶのか

金融機関にもいくつか種類があり、それぞれ違った魅力を持っています。
それによって利用者は金融機関を選び、利用する金融商品を選びます。

その中でソフト闇金を選んでしまう人がいますが、親身に対応してもらえるという点で孤独感を感じている人がその対応恋しさに利用してしまうケースもある程です。
その対応の仕方にも種類があって、例えば返済の時にはどこかのレストランで待ち合わせするなど通常では有り得ない手法です。

同じ闇金でも利用しやすいというイメージを植え付けてくる点が通常の闇金と大きな違いではないでしょうか。
ソフト、と付いているから別物ではなく間違いなく闇金の種類に分類されます。
そこで得た利益は反社会的勢力に流れますので決して利用しないよう注意しましょう。