過払い金請求のメリット・デメリットとは？【いつ請求すべき？】

過払い金請求のメリットは払い過ぎた利息が戻ってくる可能性があることです。

デメリットは報酬を弁護士に払うことになるので、弁護士の報酬が多い時にはほとんど自分の手元に戻ってくることにならないで、結局のところ弁護士だけが利益を得るという結果になりかねないことです。

過払い金請求の時期

今は過払い金請求にはまず消費者金融は応じます。
そのためのお金というものも用意してもいますから、弁護士にとっては、この案件は非常に報酬を得やすいものとなっているわけです。

では、この過払い金の請求はいつすべきかというと、早ければ早いにこしたことはありません。
というのは、この過払い金請求には期限があるからです。

過払い金請求の期限

期限を過ぎればまず金融会社はこの請求に応じることはないでしょう。
何故なら金融会社はお金を払いたくはないからです。
お金を儲けるために利息を取っていたのであって、過払い金というのは利息を法律以上にとりすぎていたいたために渋々請求があれば返しているというだけに過ぎないからです。
積極的に返すというわけではないのです。

利子をとりすぎていたので利用者全てにとりすぎた利息を返しているというわけではありません。
請求があれば返すということをしているだけです。
これは法廷で争っても負けることを学んだからです。
裁判にかかる費用や時間の浪費というものを考えると支払いの請求に応じた方がいいという考えのもとに行われているだけですから、請求期限が切れてしまえば支払いに応じることはまずないと考えられるのです。

過払い金が依頼料を上回るかどうか

過払い金請求のメリットは払い過ぎた利息が自分に戻ってくることですから、本当に自分のものとなるのかを調べてから弁護士や司法書士に依頼をするということを考えるといいでしょう。
せっかく依頼をして過払い金が戻ってきても弁護士への依頼料の方が高くては結局損になってしまいます。
それでは何の意味もないでしょう。

請求をすることでいくら戻ってくるのかということは、弁護士や司法書士であれば簡単に計算をしてくれますから、依頼をする時にはこれをしっかりと計算してもらいましょう。
依頼をするまではほとんどの事務所が無料で相談にのってくれます。

そして、依頼料を上回るお金が自分に戻ってくるというメリットが明確になれば依頼を出来るだけ早くします。
これは上記のように請求には期限があるからです。

そして、デメリットの方が多いとなれば依頼をしないという選択もあります。
何もデメリットが多いのにする必要もありません。