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債務ノート

過払い金狙いの詐欺に気をつけろ!

過払い金請求は、お金が戻ってきたり、戻ってきたお金で残りの借金の返済にあてることもできるので、借金を減らせるなどメリットが多いのですが、それゆえ、過払い金を狙った悪徳弁護士や、詐欺も増えているのです!
 

弁護士による詐欺や怠慢に注意!

弁護士という名称には、多大なる安心感があるため、まさか詐欺や怠慢行為が発生するとは思いもしないと思います。

ですが、ごく一部には一般的 には詐欺と言われるような行為を行っている弁護士 もいるため、100%警戒を怠るのは危険です。

実際にあったケースとしては、着手金を早めに受け取り、後の手続きが極端に遅い、といった怠慢行為がありま す。依頼者本人は債務整理にどの程度の時間がかかるのかについての知識がないため、半年経っても1年経っても進展がない、という場合は完全にアウトです。

こういった事態を防止するためには、予め依頼する際に、今後のスケジュールの見通しを確認するとともに、どのような周期で報告を入れてくれる のかを細かく 確認する事が大切です。

また、もっと悪質な詐欺としては、金融業者とつながっていて、そこから債務者のリストの横流しを受けていたり、さらには、過払い金として返還され た金額を実際よりも少なく依頼者に報告して差額を着服するなどあまりにひどいケースも本当にごく稀ですが発生しています。

このようなトラブルに巻き込まれないようにするためには、弁護士に丸なげするのではなく、予めご自身でも債務整理に関する基本的な知識を知ってお きましょう。

電話による詐欺!

電話
自宅の固定電話に弁護士を名乗る人物から連絡が入り、「あなたが過去に借金をしていた際の、過払い金があることが分かったため連絡をしました」「過払い金の相談に乗ります」などといった誘い文句で着手金を騙し取られる詐欺があります。

借金をしたことのない人にも連絡が来るので、その場合はすぐに詐欺や悪徳業者だと気がつきますが、借金をしたことのある人や心当たりのある人は騙されてしまう可能性があります。

また、「消費者金融会社と繋がりがあり、そこからリストを提供されたり、債務者の紹介を受けたりして、過払い金の請求をしていたケース」と似ていますが、違法に仕入れた顧客リストを使って、電話で「過払い金返還請求手続きをしませんか」などと 勧誘をして、弁護士を紹介すると提案し、紹介料などを受け取るケースがあります。

しかし、弁護士が電話で勧誘してくるケースはありませんし、過去に借金をしていた事実を第三者が知る方法はないのです。
このような電話がかかってきても、絶対に騙されてはいけません。

まとめ

弁護士といっても、金銭を得ることを目的として業務を請け負う人もいますし、人を欺く悪徳な者も一部存在するので、信用のおける弁護士を見極めることが大切です。

悪徳弁護士に当たらないようにするためには、弁護士会の紹介を利用するという方法があります。弁護士会の紹介ならば安心でしょう。

また、悪徳弁護士に騙されないようにするには、自分でも過払い金を計算してみることや、貸金業者との交渉で使用した書面を見せてもらうことも大切です。

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