債務ノート
債務整理と過払い請求について
- 公開日:2016/03/30 更新日:2016/03/24 @ 1087view
- 過払い金と過払い金請求
債務整理と過払い請求は同時に行われることもあり、この場合はブラックリストに載ることになります。
ただし、過払い金請求だけで解決できる場合はブラックには載りません。
債務整理は法律で借金を整理すること
借りたお金は自力で返済するのが一番ですが、何らかの事情により返済不能に陥ることはあるでしょう。
そのようなときは貸金業者に対して、月々の返済を減額する、金利を引き下げるなどの相談をするはずです。
しかし、現実的には簡単に応じてくれることはなく、今までどおり返済するように要求してくるはずです。
相談や交渉だけで借金問題を解決できるケースは稀でしょう。
相談をしても相手にしてくれないし、返済を続けるのも無理という場合は専門家に相談するしかありません。
返済のために誰かから借りる、逃げて住所を変えるなどの考えは捨てるべきです。
貸金業者はプロなので、逃げてもいとも簡単に居場所を知られる可能性が高いです。
早めに債務整理をしたほうがいい理由
借金返済ができなくなった場合は、早めに弁護士に相談して債務整理をしましょう。
任意整理、個人再生、自己破産から方法を絞っていきます。
過払い金が発生している場合は、併せて手続きをします。
債務整理には自分で裁判所に申し立てをする特定調停もありますが、過払い請求は別に行う必要があります。
手続きが非常に面倒なので、最初から弁護士に任せたほうがいいでしょう。
借金の減額交渉、返還請求などをすべて代行してくれます。
過払い請求には時効がある
過払い請求は無期限で行えるわけではありません。
ローン契約終了から10年という回収期限が設定されているので、それよりも前に手続きを開始しましょう。
過払い請求のメリットは、すでに完済を終えた取引に対しても有効なことです。
時効を過ぎていなければ、今からでも回収が期待できます。
最も高額回収が期待できるタイミングは時効の寸前です。
払いすぎた利息、つまり過払い金を貸し付けていたという扱いになるため、年率5%の利息を上乗せして請求できます。
弁護士を通して返還請求をすれば、平均して150万円程度の返還が期待できます。
カードローンなどの高金利ローンで発生する利息は膨大です。
借り手が想像している以上の過払い金が発生していることが多いので、他人事だと考えてはいけません。
過去の利用明細が残っているなら、20.0%を超えた金利で借りていないか確かめてみましょう。20.0%を超えた部分はグレーゾーンとなり、返還対象となります。
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