債務ノート
債務整理での過払い請求と利息制限法について
- 公開日:2016/03/31 更新日:2016/03/24 @ 1164view
- 過払い金と過払い金請求
カードローンを多用しても、返済をしっかりできれば問題はありません。
しかし、カードローンは、住宅ローンや教育ローン、マイカーローンなどのように借り入れをする目的が定められていませんので、どんな用途でも簡単にお金を借りることができるのです。
金利について
金利が安ければ良いのですが、過去からとても高い金利を負担しなくてはならなかったのです。借金といいますと、サラ金やヤミ金など、やくざのような商売をしている業者もたくさんありました。今でも違法な業者は存在するのですが、借金苦で悩む人が多いことから、利息制限法という法律が定められました。
最大の金利負担は年率で18%です。この金利が安いと思うか、それとも高いと思うかは人により受け取り方は異なりますが、例えば10万円の借り入れがあれば、単純計算で、1万8千円もの金利を支払わなければならないのですから、預金金利などと比べますと、とても高いと感じる人が多いのではないでしょうか。
現在でもカードローンを利用することで、返済ができず、債務整理をする人は多いです。しかし、債務整理をする際には、今までの借り入れの経緯を考えて、過払い請求ができる人も多いです。
過払い請求ができる人は?
過払い請求ができる人は利息制限法以上の金利分を返済し続けていた人が対象にになります。返済ができなくなってしまった人は、弁護士や司法書士事務所に相談をして、債務整理をする前に、過払い請求ができるか否かを調べることから始めた方がよろしいです。
利息制限法があるので、サラ金などは少なくなりました。今では、銀行が独自でカードローンのサービスを提供しているくらい、カードローンの需要は大きいです。
過去に比べると金利が安くなってといえども、今の金利でもとんでもなく高いですが、本当にお金を借りる必要がなくとも、つい借りてしまうこともあるのです。
計画的に返済を
カードローンを利用する際には審査を受けるのですが、それほど、面倒ではなく、即日審査、即日融資をする業者もたくさん存在するのです。
簡単にサービスを受けられる分、利用限度額まではいつでもどこでも利用できるので、すぐに利用限度額に達してしまい、リボ払いなどの分割払いを選択しても、毎月の返済ができなくなり、返済のめどが立たなくなりますと、債務整理をしなくてはならなくなるのです。
借金は絶対に返済しなければならないということを自覚して、必要な時にお金を借りて、計画的に返済するように心がけなくてはならないのです。
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