債務ノート
過払い金返還請求書の作成について【作成のポイントについて解説します】
- 公開日:2016/09/30 更新日:2016/08/31 @ 1256view
- 過払い金と過払い金請求
消費者金融からお金を借りた時にすでに完済している場合でも過払金が発生している可能性があります。
過払金が発生した場合には、過払い金返還請求書を作成する必要があります。
普通は弁護士に頼んでしまうので、自ら過払い金返還請求書を発行することはありませんが、自分で請求する場合には作らなければなりません。
では、過払い金返還請求書の作成はどのようにしたらいいでしょうか。
自分で請求する場合のメリットやデメリットについてと返還請求書の作成の仕方について説明します。
過払い金を自分で請求するメリット
過払い金が発生していることがわかったらできるだけ早めに請求をする必要があります。
早めの請求をしなければ時効により過払い金請求権が消滅してしまう可能性があるからです。
過払い金は最後に支払った時から10年経過すると請求することが出来なくなります。
そこで、まず自分が最後にお金を支払った時はいつかを調べる必要があります。
もし、10年以内なら請求をするようにしましょう。
この時に多くの人は過払い金について詳しくわからないので弁護士に頼んで請求をすることになります。
ですが、自分で請求することは問題なく出来ます。
自分で請求するメリットは、弁護士費用がかからない点です。
実際に弁護士に過払い金請求を頼むと、過払い金の20パーセントぐらいのお金が弁護士費用に取られます。
このような実態を考えると自分で過払い金請求をするもの悪くはないことがわかります。
過払い金を自分で請求する問題点
自分で過払い金請求をする場合の問題点は、法律家ほど法律に詳しくないので時間がかかることや、消費者金融に対抗するほどの知識を持っていないため、過払い金がほとんど返済されない可能性があると言うことです。
ほとんどの人は法律に対して詳しくはありませんので、自分で請求するならば、法律をよく勉強した後か、法律に詳しい人が請求をするべきです。
過払い金返還請求書の作成について
過払い金を自分で請求する場面では過払い金返還請求書の作成が必要になります。
この請求書の作り方は、消費者金融会社などに対して、自分が過払い金を請求することを示す内容になります。
そこに記載するのは、自分の名前と生年月日、消費者金融と取引きをした時の取引き番号や会員番号、過払い金の額、自分の振込先の金融機関とその口座番号、相手の住所や事業者名などです。
この中で問題になるのは過払い金の額です。
額がわからなければ、金額だけ法律のプロに任せた方がいいでしょう。
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