債務ノート
下流社会の基礎知識|どうなの?自己破産後の生活
- 公開日:2016/01/02 更新日:2016/02/11 @ 1241view
- 下流社会の基礎知識
返済困難な借金を抱えているのに、自己破産後の生活が心配で自己破産に踏み切れないという人は多いと思います。
自己破産後の生活をよく考えることは大切ですが、世の中には自己破産に関する間違った知識が充満しているのも事実です。
間違った情報に翻弄されて、本来ならば自己破産をしたほうがメリットがあるのにできないということは、できるだけ避けたいですね。
ここでは、自己破産についての正しい知識を解説し、自己破産後の生活がどうなるかも解説したいと思います。
自己破産は世間に知られる?
自己破産をすると、職場にバレてクビになるとか、賃貸の大家さんにバレて部屋を追い出されるとか、戸籍に一生残ってしまうといった噂が流れていますが、これらは全て嘘です。
自己破産をしたということは重要な個人情報ですので、自分で話さない限りは知人や職場に知られることはありません。
自己破産をすることのデメリットとして正しい知識は、官報に掲載されることと個人信用情報にブラック情報が載るためにしばらくはクレジットカードやローンが利用できなくなるということです。
官報は一般人はチェックしていませんので、知人に知られる心配はほとんどないでしょう。
しかし闇金は官報をチェックしていますので、しばらくは闇金からの勧誘が来るかもしれませんが、無視していれば数ヶ月で止みます。
ローンが組めない不便さを請け負う覚悟
自己破産後の生活で最も大きいのが、クレジットカードやローンが利用できないことでしょう。
クレジットカードについては、デビットカードやプリペイドカードなどの代替品があるので、それほど不便はないかと思います。
それよりも、ローンが利用できないほうが不便です。
スマートフォンを分割払いで購入できなくなりますし、車が必要な地域では自動車ローンが組めないと生活に大きな支障がでる場合もあります。
さらに、賃貸契約にも影響することがあります。
賃貸の大家さんや不動産会社は個人信用情報を見ることができないので、基本的には賃貸契約には影響しませんし、大家さんに自己破産をしたことを知られる心配もありません。
しかし、保証人が用意できない場合には保証会社をつけることになりますが、この保証会社の審査で個人信用情報を見られる可能性があります。
すべての保証会社で個人信用情報を見るわけではないので、絶対に保証会社がつけられないわけでもありませんが、できることなら保証人を用意するようにしましょう。
自己破産の影響、何年で白紙に?
自己破産後、個人信用情報に事故情報が残る期間は5年~10年です。
消費者金融や信販会社では5年が経過すれば審査に通るようになるので、クレジットカードや賃貸契約時の保証会社の審査には5年が経過すれば影響しなくなることも多いです。
銀行の審査には10年間影響しますので、住宅ローンなどは10年間組めなくなることを覚悟しましょう。
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