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債務ノート

クレジットカードの任意整理と期間【手続きに必要な期間やその後について】

クレジットカードのキャッシング枠は、カードローンとほぼ同じですが、ショッピング枠は一般的には借金としては見られていません。

しかし、クレジットカードのキャッシング枠も一種の借金であるとみなして、債務整理をすることが可能です。ここでは、任意整理の手続きの方法と、手続きに必要な期間などについて解説をします。

クレジットカードを任意整理する方法

クレジットカードでショッピング枠を使いすぎて返済が苦しくなったときには、任意整理をすることができます。その方法の1つに、個人で交渉するという方法があります。

例えば、「返済が苦しくて返済ができなくなりました」とクレジット会社に対して相談をすると、ごく稀なケースですが、「ほんとうに返済が苦しそうですね。任意整理をしましょうか。」とクレジット会社の担当者から解決方法の提案をされることがあります。

しかし、債務整理は重大な契約違反にあたるので、クレジット会社の担当者から提案をされたり、交渉に応じてくれるというケースは稀です。
弁護士や司法書士に代理人となってもらって交渉してもらうのが一般的です。

どのくらいの期間がかかるの?

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任意整理は交渉によって進められていく手続きですので、両者が和解できれば一瞬で終わることもあります。個人で交渉をするために電話をして、クレジット会社がOKを出してくれたら一瞬で終わることもあります。

しかし、一般的には1ヶ月から3ヶ月程度の期間がかかるようです。
利息や遅延損害金をゼロにしてもらう手続きなので、簡単には許可が下りないということも多いでしょう。

3ヶ月程度は見ておくのが無難です。交渉中の期間は取立てが止まっているので、その間に貯金をしておくなどして、生活に余裕をもたせておきましょう。

その後はどうなる?

任意整理をすると、3年もしくは5年で借金を完済する計画を立てることが多いようです。
例えば、100万円の借金があったなら、利息をゼロにしてもらって、元本の100万円を毎月2万円ずつ、50回で返済するといった計画を立てます。利息はゼロになっているので、なるべく返済期間は長期にしてもらうことがポイントとなります。

弁護士の腕によって結果は変わってくるので、返済期間を7年以上の長期にしてほしい場合などには、腕のある弁護士に依頼をしなければならないでしょう。
もしも返済計画の途中で延滞をして約束を破ってしまったら、せっかくの手続きが台無しになることもあるので、無理のない返済計画を立てることはとても重要です。

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