債務ノート
債務整理を専門家に依頼した方が良い理由
- 公開日:2016/04/15 更新日:2016/03/31 @ 991view
- 債務整理について
借金の返済ができず、債務整理をしなければならくなった場合には、専門家の弁護士や司法書士にお願いするとよろしいです。専門家に依頼をすればメリットがたくさんあります。
債務整理は早めに行動を起こす
例えば、もうすでに支払いがしばらく滞っており、支払い遅延料を支払っている人は、ご自身で債権者と話しをしましても、解決できることはなく、どんどん金利分だけでも債務残高が増えてしまいます。ですから取り返しのつかないような状態になる前に弁護士にお願いをするとよろしいのです。
返済が滞りますと、電話や書面での督促があります。
家族や会社には内緒でカードローンなどで借金をしていた場合でも、返済遅延を繰り返し起こしてしまうことで、すべての人に借金を利用していたということがばれてしまいますし、あくどいカードローン会社などは、手あたり次第、債務者の知り合いに取り立て行為をすることもありますので、皆に迷惑をかけてしまうような状態になってしまうのです。
債務整理はできるだけ早く行動を起こすことが大切なのです。債務者は、常に取り立てや督促状に対して、びくびくとしていなければなりませんので、すぐに取り立てを解消してもらいたいと考えるはずです。
受任通知とは
弁護士事務所に債務整理のお願いをしますと、債権者に対して受任通知を送ります。受任通知を受け取った債権者は、その時点から金利を債務者に対して課することはなくなりますし、取り立て行為も禁止されます。
受任通知の意味は、債務者の今後の一切の債務に関する窓口は、仕事を受けた弁護士に任せるということです。そういう意味で、債権者は債務者に対して直接取り立てをすることをしませんし、返済できない人に対して、高い金利を課し続けることは不適切な行為だと判断され、それ以降の金利負担が増えることがないのです。
債務者は弁護士に対して、すべての債務を明かさなければなりません。そしてすべての債権者にまずは受任通知を送るのです。そして、後は債権者集会などを弁護士主体で開催されることになります。
大変な債務整理の仕事
大手のカードローン会社は、破産申告者をたくさん見ています。ですから、絶対に全ての借入金と金利分を返済するよう強く要請することはありませんが、カードローン業者だけではなく特定の個人に多額のお金を借りている場合などは、集会の場でもめることもあります。
弁護士は全ての債権者が最低限の妥協を引き出すように債権者一人ひとりと交渉をする必要もあるのです。
いくら債務整理の専門家で依頼を受けたとしましても、依頼者の債権者がどのような会社、個人であるかは常に異なるので、大変な思いをして債権整理の仕事をしているのです。
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