債務整理で誰でも借金を整理できる

カードローンやキャッシングを多用して、返済ができなくなった人は、債務整理をすれば、借金を整理できると理解している人は多いです。

しかし、借金は必ず返済しなければならないのです。

借金した分を返さなくてはならない

債務整理の方法は、民事再生から自己破産までさまざまな方法がありますが、基本的には、借金をした分を返済しなければならないということを覚えておきましょう。債務整理をしたからと言って、全ての債務から逃れることはできないのです。

例えば、借りたお金の高い金利分を少しの負担で返済すれば良い状態にすることはできます。

弁護士や司法書士にお願いすれば、借金の返済額の減額はできるのですが、全ての債務をなくすことはできないのです。

まずは借金をしないように心がける

仮に、自己破産手続きをしますと、借金の債務を逃れることもできますが、単純に債務から逃れられるわけではなく、ご自身の財産を全て失ってしまうような状態になってしまうのです。

そして、債務整理の手続きをしますと、しばらくはお金を借りることができなくなってしまいます。カードローンでは、利用使途は自由ですので、ギャンブルなどでお金を使うことも許されているのです。

お金があれば、なんでも楽しめると思い、本当に必要でもないのに、どんどんお金を借りてしまうこともあります。
気が付いた時には、金利分も含めた毎月の返済が難しくなり、毎月の返済日に返済ができなくなり、一度ならばまだ良いのですが、数回の返済遅延が続きますと、信用情報機関という組織にブラックとして登録されてしまいます。

債務整理を行うことは、心身ともに大きなプレッシャーを抱えることになります。債務を整理しなければならないような状態になる前に、まずは借金をしないようにこころがけることが重要なのです。

計画的に返済を

カードローン会社は、毎月しっかりと収入があり、返済能力がある人に対しては、どんどんお金を貸したいと思っています。
何もしなくともお金を貸すだけで、年利１８％もの収入が得られるのです。大手の銀行までカードローンの提供をしていますので、いかに日々の生活に苦しんでいるのかを証明できるのです。

また、お金に困っている人をターゲットにして、多額の融資をするという姿勢が金儲けの亡者だと考えてしまいます。
消費者は、日々の生活費を捻出するだけでも大変な場合もあり、お金を借りたいと思う人は多いですが、返済ができないほどお金を借りるのではなく、計画的に返済することを考えなければなりません。

債務整理をすることになりますと、ご自身だけではなく、整理にあたって家族や親族に多大なる迷惑をかけることになります。